人前では読めない本，かもしれない．いや
アラビア数字部分が無茶苦茶くすぐったくて
体がうにゃうにゃ動いてしまう場面の地雷原．
漢数字部分はねぇ……ちゃんと気持ち悪い．
◇メモ
P.66 好きになるという方向性を重視して忘れがちだが、俺が本当に求めている
理由は、『彼女と一緒にいること』についてだ。その引き合うものの正体が
愛であると、美しいものであると信じて理由付けを行っているにすぎない。
結果があって、過程を整えようとしている。俺と彼女の物語はある種、既に
終わっているのだ。
かくして、関係という容れ物を作れば、そこが満たされると信じて。
まず外見から付き合ってみることになった。
P.159 料理を注文するとき、「これとこれとこれ」なんて頼み方を初めて
聞いた。言葉の分からない外国じゃあるまいし、日本だぞ。
P.191 「きみ、わたしと付き合いなさい」
P.192 一方の彼女は紅潮した頬に加えて逃げそうに潤む瞳に
なりながら、口調はあくまで気丈。
「ちゃっちゃと好きにしてあげるから。それでいいんでしょ？」
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