2月25日の日記

2013年2月25日 読書
森田季節『つきたま ※ぷにぷにしています』ガガガ文庫

なんとも和む雰囲気に浸るのが楽しい.
いや,結構大変な目にあってるんだけど
なんか安心して読んでいられるという.
変だけどいい奴ばかりだからかな…….

◇メモ
P.234 つきたまの悩みというのは、とくに悩みが共有化されづらい。
    見えない人間には深刻さがイメージできないからだ。
    だから、他の悩み以上に一人で抱えこんでつぶれることになりがちだ。

P.234 つきたま自体を恐れることよりも、それで孤立することのほうが
   はるかに問題だった。
    とくに、親とか友達とか支えになってくれないといけないはずの立場から、
   ありもしないものに苦しむなよ、どうってことないだろだなんて
   突き放されると、悲惨なことになる。
    もしも、つきたまが恐ろしい病気のもとになるとしたら?実は侵略者だったら?
    答えがないのだから、どこまでも悪いふうに考えていくことはできる。
   まして誰にも相談できなくなった人間は、一人で悶々としているから、
   どんどん泥沼にはまっていく。最悪の、そのまた最悪を考えてしまう。
   そして、つぶれてしまう。

   … 大事なことだから二回言いました,なのかな.

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