4月6日の日記

2013年4月6日 読書
平坂読 他『僕は友達が少ない ゆにばーす2』MF文庫J

二冊目のアンソロジー.一冊目と同様
いちばんハジケられるのは原著者~.
『生徒会の一存』の方が先駆者だったこと
最近,頭から抜け落ちていたなぁ.
コメント末尾の『……あ、ちなみに私は夜空派です。
夜空頑張れ頑張れ超頑張れ!』が嬉しい,夜空好いよ.
アサウラ要らない,と思った瞬間があったなぁ…….(失礼)

◇メモ
P.252 「……どうすれば、この本の主人公みたいにかっこいい生き方が
    できると思う?」

    小鷹は、なぜ自分がいきなりこのイケメンリア充にこんなことを
    相談してしまったのかよくわからなかった。
     杉崎も、なぜこのヤンキーのにいちゃんは自分にそんなことを
    相談してくるのかよくわからなかった。自分がまさにその主人公だと
    バレた様子もないし。
    ……だが。
    それに対する言葉は、意外なほどすらすらと杉崎の口から出てきた。

    「かっこよくなんかねーよ。みっともなく無様に、目の前の現実に対して
    必死でジタバタ足掻きながら、ちょっとずつ前に進んでるだけだ」

    苦笑いを浮かべて答えた杉崎に、小鷹も苦笑いを浮かべて、
    「そこがかっこいいんだよ」

    自分の少し前を歩く偉大な先輩に、心の底からの敬意を込めて、小鷹は言った。

P.255 「――そう、どうでもいいんだそんなことは。……それはただの……
    どこにでもいるようなつまらない『僕』たちの――迷いながらときめいた、
    儚くも決して消えることのない、宝物のような記憶の物語だ――……」
    …理科好いねぇ.

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