6月19日の日記

2013年6月19日 読書
鈴木鈴『ウチの姫さまにはがっかりです…。〈4〉』電撃文庫

白山さんと黒い鞄から入って,1巻で驚いたものの
2・3巻が安定というか他の本を押しのける程でなく
ついつい後回ししたけれど,激動の最終巻だった.
『自由を感じさせて差し上げますから』だと~.(笑)

◇メモ
P.88 「ディアマンドラおねえさまは、それを果たすためには、あの姿は不利と
   お考えなのですね。ご自身では愛らしくて好きだと仰っていましたけど、
   子供の皇帝を戴こうとする諸侯など、いるはずがありませんから――」

P.157 「なにもかもを投げ出して、誰かに支配されたい、我が身を意のままに
    してほしい、と願うこともあるのだ」

P.184 「あたしたちはね、ある理由から『写魂の瞳』という『魔法の道具』を
    探しているの。アンタの著書にそれについて研究したって書いて
    あったからね。もしかしたら持っているんじゃないかって、そう
    思ったんだけど」  %写魂の瞳 に シミユレイクラム のルビ

P.305  答えなど、決まっていた。アッシュは静かにイリステラを
    見据えながら、言う。
    「たった今、ティリエルが言ったばかりでしょう。地獄の果てまで
    ご一緒しますよって」
     それを聞いて、イリステラは、花のような微笑を浮かべてみせた。

     このときのアッシュは――
     地獄と呼ばれる場所が、どれほど恐ろしいところなのかを、
    まだ知らなかったのだ。

P.348 「それに、ね? もしもおねえさまが、自由が欲しくなったら――
    いつでも、わたくしに仰ってくださいまし。すぐに駆けつけて、
    自由を感じさせて差し上げますから」

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索