6月24日の日記

2013年6月24日 読書
佐々原史緒『バタフライ×ブレイクダウン 2 君が未来を歌うというなら』ファミ通文庫

なんか,とっちらかった話が暴走しつつ強引に収束というか
発散しちまった気がしないでもない.一巻読んだときに
どうも記憶に残り難い感じだなと思ってはいたけれども
浅見総一郎の記憶がすっぽり抜け落ちて,二巻最後の方
留袖の父親??となってしまった.まぁ,喚起力が弱いと
男の娘だといっても脳裏に残り易いわけじゃない.(笑)

◇メモ
P.13  精一杯の笑顔のまま、奴の首根っこを掴む。本当はぶら下げて
   やろうと思ったんだが、予想よりずっと重くて片手ではとうてい
   無理そうだった。まあ、これだけ立派な乳を二つもぶら下げてたら
   当たり前かもしれないが。

P.57 「おまえは俺がそんなテンプレートそのままな男だと言いたいわけか?」
   「テンプレートなんて、言葉のチョイスに悪意を感じます!王道と
   おっしゃっていただきたいです!」

P.175 『学校の実習で銃がジャミって指が飛びかけました』
    … 一巻の記述をそのまま,か.
       jamる=ジャムる.jammingは動名詞だからジャミるはなかろう.

P.187 「えっ、うっそ。日本の子供は全員999見てるんじゃなかったの?
    『いま万感をこめて汽笛が鳴る』って言えばみんな泣き出すと
    思ってたんだけど」
    「資料が古い! 俺の世代でSFアニメって言ったらエヴァンゲリオンが
    せいぜいだから。999なんておかんの時代の話かそこらじゃねえ?」
    「あ、エヴァね、エヴァ。それそれ、初号機の中には碇ユイがいるわけでしょ?」

P.273 「ナイーブって言っておあげなさい、灯子ちゃん。あるいは誠意って」
    淡いピンクのワンピースに釣り合わぬ猛々しさに、留袖姿の父親が
    小さく溜め息をついた。

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