6月27日の日記

2013年6月27日 読書
蒼山サグ『ロウきゅーぶ! (11)』電撃文庫

爽やかな燃え?で楽しく読ませる読物.
萌えの盛り込み方は何かズレてる気も.
うっかり未読のまま12巻を読んでしまって
怜那のことをネタバレして11巻読んだけど
まあ,影響はほとんどなし,だったかな.
つばひーを何とかするには,というとこ?
10巻まで読んでたときに,バスケ場面が
少ない印象あったから,11巻はずいぶん
たくさん描かれたと感じただろうけれど
12巻の盛り上がりを読んだ後だと普通に
良い感じとなってしまったのも逆順の影響か.

◇メモ
P.100 「っ、と。ご、ごめんなさい。大丈夫。怒ってないわ。……あのね、
    真帆。長谷川さんと同じものを作ろうとは思ってないけど……
    ごめん、ちょっと耳貸して」
    「ほぇ? なに?」
     にわかに心配が膨らんだものの、愛莉とひなたちゃんに
    窘められてすぐに紗季がはっと頭を下げてくれたので、
    大事には至らず。そして、紗季から不意に内緒話を受けた真帆も、
    「…………ほほ~! なるほど。そっか、それはグッドアイデア!
    むしろ、ありがと!」
     全部を聞き終えるや、一気に機嫌を回復させる。
    「やー、たのしみだな~、まさかサキから……もが!?」
    「ちょ、ちょっと!まだ言わないで! 上手くできるかわからないし、
    出来たとしてもだいぶ先まで時間がかかるだろうから……
    今は忘れておいて」

P.214 「なるほど。見かけ以上に柔軟で質の良い筋肉が詰まっているな。
    こういう身体は羨ましいんだよなあ、怪我しにくいから」

P.216 「そうよ。万里と昴君みたいにね。……あ、そうだわ。ねえ昴君、もし
    良かったら。将来ウチのジムで働きにいらっしゃいよ。インストラクターに
    なってもらえたら、とっても人気がでそう」

P.217 「そんときゃ愛莉が嫁で、万里と昴君は義兄弟になってる
    かもな~、わはは」
    「えっ!?」
    「はう!? お、おおおお父さん、きゅ、急に何を言って……
    は、はううう……」
     とか呑気に構えていたら、お父さんの爆弾発言で場の雰囲気は一変。
    愛莉は激しく取り乱してしまい、
    「…………前言撤回だ。昴、俺は断じて許さんぞ、絶対にだ」
    万里はひたすら、怖い。今にも襲いかかってきそうで命の危機を感じる。

P.217 「あら~? ひなちゃん。愛莉ちゃんが、昴おにーさんのお嫁さんに
    なるのかしら?」
    「おー?じゃあじゃあ、ひなもなる」

P.217 「あらあらお父さん、残念ね……。昴さんにはぜひ『なが塚』で働いて
    頂きたかったのだけど」
    「落ち着きなさい、亜季。子どもたちどうしのお話なのだから、そんなに
    がっかりすることはないよ。……紗季の戦いは、まだ始まったばかりだ」
    「ななななな何を言ってるの二人とも!? ち、違うんです長谷川さん、
    わわっ、私はその、そんな……っ」

P.218 「ねーねーおとーさん! あたしも! あたしもすばるんにシューショク
    してもらいたい!」
    「ふむ、まほまほがそう言うなら即採用だな。昴くん、馴染みのない
    業界で大変だろうが、ウチもなかなかやり甲斐のある仕事だよ。
    海外出張が多くなるから、体力があるにこしたことはないしね。
    バスケの経験も、きっと活かせるはずだ」

P.218 「あ、あなた。このままだと出遅れてしまいます。智花を悲しませないために、
    是非今すぐ昴さんに家元の資格を……!」
    「み、認められるわけがないだろう! ……あらゆる意味で!」
    「もう! でしたらあなたには頼りません! ――昴さん、私と智花の
    三人で日舞の道を究めましょう! ゆくゆくは二人で独立して
    下さって構いませんので!」
    「ふぇ、おおおおお母さんまで昴さんに変なこと言わないで!」
    「ダメよ智花、ここは恥ずかしがらずに攻めに出る場面に違いないわ!
    さあ、早く昴さんのおそばで三つ指をついて、『ふつつか者ですが
    どうぞよろしくお願いします』って――」
    「いいいいい言いません~~~~~~~~~~~!ちょ、ちょっと
    手を洗ってきます!」

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