7月13日の日記

2013年7月13日 読書
竹岡葉月『もちろんでございます、お嬢様3』ファミ通文庫

先が見えないというか,手掛かりを示して
先を考えさせることをしないという感じで
ちょっと危うい語り方という気はするけれど
キャラの魅力で読ませてしまう物語,かな~.

◇メモ
P.257 「そなた……私のことが、視えるのか」
    「多少なりとは。スカウトをしに参りました」
    「は?」
    「素晴らしい幽霊が必要なのです」
     なんでも男はホテルマンで、今度オープンするホテルに幽霊として
    迎え入れたいと申し出てきたのだ。
     この男、見た目は蝋人形のような奴だが、なかなか
    話がかっ飛ばぶイカレた男らしい。
    「本気か?」
    「本気ですとも。伝統ある建物には幽霊がつきものですので」

P.269  魔術をもってして天恵を越える方法。奇跡を自在に操る
    究極の魔術とは何か。
    「まず、志ある人間が悪魔と一体化する。次に、これに成功した後、
    新たな人間が、その悪魔に願いを託す。そしてここが重要なんだ。
    悪魔は願いを叶え――でも何も取らない」

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