7月20日の日記

2015年7月20日 読書
川原礫『アクセル・ワールド (17) ―星の揺りかご― 』電撃文庫

日常的じゃれあいではあるけど
これをラブコメの範疇に入れるかは
いくぶん,疑問が大きすぎる気もする.
著者の描く食べものは,なんとなく抽象的で
具体的にどうなのか希薄なのが多いけど
さくらんぼの描写は結構現実感があった.ただ…….

◇メモ
P.78 「そうか……行ってみたいな、キミのお祖父さんのさくらんぼ畑に」
   「いいえすよ、何なんら夏休みにでも……」
   「あ、で、でも、山形県の東根市ですから、日帰りは無理ですね」
   「ン、私は大丈夫だぞ。先方のご迷惑でさえなければ、
   一泊でも二泊でも三泊でも」
   「め、迷惑なんてそんなことぜんぜんないです。むしろお祖父ちゃんも
   お祖母ちゃんもすごく喜ぶと思います」
   「では、お言葉に甘えてしまおうかな」
   「ぜひ! 木からもぎたてのさくらんぼは、物凄くおいしいですよ!」
   とハルユキが言った途端、がたん! と大きな音がした。しばらく
   静かにしていたニコが、椅子ごと前に出たのだ。
   「あたしも行く」
   「へ?」
   「あたしも行きたーい! もぎたてのさくらんぼ食-べたーいー!」

  …素朴な疑問,「夏休み」時期にはもぐような実は残ってないのでは?
   北海道なら,大いに実りが残っているだろうけど,東根ではねぇ.

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索