川原礫『アクセル・ワールド (17) ―星の揺りかご― 』電撃文庫
日常的じゃれあいではあるけど
これをラブコメの範疇に入れるかは
いくぶん,疑問が大きすぎる気もする.
著者の描く食べものは,なんとなく抽象的で
具体的にどうなのか希薄なのが多いけど
さくらんぼの描写は結構現実感があった.ただ…….
◇メモ
P.78 「そうか……行ってみたいな、キミのお祖父さんのさくらんぼ畑に」
「いいえすよ、何なんら夏休みにでも……」
「あ、で、でも、山形県の東根市ですから、日帰りは無理ですね」
「ン、私は大丈夫だぞ。先方のご迷惑でさえなければ、
一泊でも二泊でも三泊でも」
「め、迷惑なんてそんなことぜんぜんないです。むしろお祖父ちゃんも
お祖母ちゃんもすごく喜ぶと思います」
「では、お言葉に甘えてしまおうかな」
「ぜひ! 木からもぎたてのさくらんぼは、物凄くおいしいですよ!」
とハルユキが言った途端、がたん! と大きな音がした。しばらく
静かにしていたニコが、椅子ごと前に出たのだ。
「あたしも行く」
「へ?」
「あたしも行きたーい! もぎたてのさくらんぼ食-べたーいー!」
…素朴な疑問,「夏休み」時期にはもぐような実は残ってないのでは?
北海道なら,大いに実りが残っているだろうけど,東根ではねぇ.
日常的じゃれあいではあるけど
これをラブコメの範疇に入れるかは
いくぶん,疑問が大きすぎる気もする.
著者の描く食べものは,なんとなく抽象的で
具体的にどうなのか希薄なのが多いけど
さくらんぼの描写は結構現実感があった.ただ…….
◇メモ
P.78 「そうか……行ってみたいな、キミのお祖父さんのさくらんぼ畑に」
「いいえすよ、何なんら夏休みにでも……」
「あ、で、でも、山形県の東根市ですから、日帰りは無理ですね」
「ン、私は大丈夫だぞ。先方のご迷惑でさえなければ、
一泊でも二泊でも三泊でも」
「め、迷惑なんてそんなことぜんぜんないです。むしろお祖父ちゃんも
お祖母ちゃんもすごく喜ぶと思います」
「では、お言葉に甘えてしまおうかな」
「ぜひ! 木からもぎたてのさくらんぼは、物凄くおいしいですよ!」
とハルユキが言った途端、がたん! と大きな音がした。しばらく
静かにしていたニコが、椅子ごと前に出たのだ。
「あたしも行く」
「へ?」
「あたしも行きたーい! もぎたてのさくらんぼ食-べたーいー!」
…素朴な疑問,「夏休み」時期にはもぐような実は残ってないのでは?
北海道なら,大いに実りが残っているだろうけど,東根ではねぇ.
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