10月3日の日記

2009年10月3日 読書
アサウラ『ベン・トー〈4〉花火ちらし寿司305円』集英社スーパーダッシュ文庫

人を食った奴のふざけたシリーズだと思ってたけど
この4冊目,なんか異色.かなり好印象が強い.
いや,馬鹿馬鹿しく面白いバトルは相変わらずだけど
しっとりした部分が充実しているような.いや,これは
淡雪と真希乃のあたりが『バニラ』風味で好ましいから?

喰い物の形容が,より美味そうになったのも好い.
拾った文を換骨奪胎しただけかもだが美味そうだから.
しっかし,ナックラヴィーのおぞましさはアサウラらしい.(爆)

◇1巻を読んだときの感想
http://felis.diarynote.jp/200803100503120000

◇メモ
P.24 お粥の弁当  …いくつかあるらしいが,ここにでるのは形容から
              高崎駅の『上州の朝がゆ』
            http://www.takaben.co.jp/bento_sub/sub_kayu.htm
P.58 多くの狼が地参戦することだろう。  …多くの狼が馳せ参戦 か?
P.79 ないならば作ればいい、というわけか。こいつ、目的のためなら手段とか選ぶ気なしか
P.104 花火ちらし寿司   …花火弁当はいろいろあるようだが,ネタ元は土浦?
P.164 連休の宿題 国語は作文で、題は『両親の結婚した理由』
P.174  白粉が早速総菜――縦に二つに切られた極太竹輪の天ぷら、二本セットのうち
    一本をどん兵衛に浸す。汁に油が浮かび、そして天ぷらの衣にどん兵衛の汁が
    染み込む。白粉がその太いそれに大きな口を開けてむしゃぶりついた。
     天ぷらにどん兵衛の汁は奇跡のように合う。味わい、食感、共に天国への
    誘いである。そしてさらに彼女が口にする肉厚な竹輪の食感や、その淡白で
    クセのない風味と相まって……。

    …このどん兵衛,きつねうどんかな?と気になったので1巻を調べたら
     うどん・そば論争?みたいなのがあった.……思い出さなかったよ.


P.299 考えるのを辞めた。  …止めた

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