クモの糸バイオリン弦
もしかすると凄い発明.

讀賣新聞の
クモの糸1万本でバイオリンの弦、深みがある音
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120420-OYT1T00122.htm

が興味ひいたけど,記事内容が少々意味不明なので

| 米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」の最新号(13日発行)
というのを探したけれど中々該当記事みつからなくて,ようやく発見.

Spider silk violin strings with a unique packing structure generate a soft and profound timbre
http://prl.aps.org/accepted/L/25078Ye0Yef1163de18a8722105e7914a797506ee

バイオリンの音は基音(基本波)の他に沢山の倍音(高調波)を含むけれど
倍音のうち高い方の成分の大きさが クモの糸弦 の場合大きくて響きがいい.
そういうお話だった.

画像の緑色の山が基音と倍音たちで他はノイズ.
一番左寄りの196Hzあたりのが基音.
つまり右の方(周波数が高い方)の緑山の高さが他種の弦より相対的に高いと.

%画像は http://en.wikipedia.org/wiki/File:Spectrumgstring.jpg のもの.

耳で聴き較べる動画があった.……微妙に眉唾気分ではある.
弦の種類で,ここまで違うとは凄い.条件統制ちゃんとしてるのか?と.
演奏家からの問い合わせが多いのも当然という感じ.
http://www.newscientist.com/video/1489914741001-what-a-violin-with-spider-silk-strings-sounds-like.html

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